1歳1ヶ月の我が子は離乳食の完了期に入っています。
食べる量も増えてきているものの、最近「もう食べない!」という感じで完食しないことも増えてきました。
「もう食べない!」となると絶対に食べない。
いわゆる「イヤイヤ期」というほどではないのですけれど、食事中に「もう食べない!」という反応を始めると何をしても食べようとしません。
食後のフォローアップミルクをまだ続けていて、「もう食べない!」という意思表示としては「哺乳瓶を指差す」ということが我が子なりのルールになっているようです。食事を嫌がってもミルクは飲むんですよね。。
それでも8割くらい食べてくれた後であれば「まぁ、しょうがないか」となるのですが、たまに半分も食べずにミルクを指差し始めることがあるのが困りどころ。
どうしてもお腹いっぱいなのであれば仕方がないですし、無理やり食べさせるのも今の成長段階だと違うなと感じつつ、食後に「おやつ食べたい」的な主張をし始めると親としては「離乳食美味しくなかったかな…」「おやつの食べ癖ついてしまったかな」と悩んでしまったりしますよね。
私一人の時にはレトルトのベビーフードも結構使うので調理した手作りメニューの方が良いかなぁとも思うのですが、ワンオペだと中々難しいことが多かったりもします。
また手作り・レトルトに関係なく食べる時と食べない時がありますから、何がその差につながるのかについては毎日考えているところでした。
単純な「味」の好みで好き嫌いが出てくるということもあるでしょうし、レトルトのベビーフードだと物によっては触感がイマイチだったりするのかもしれません。
また食事前の過ごし方として、運動をしっかりした場合と、テレビで動画を見るなどそれほど身体を動かさなかった場合とでもお腹の空き方に違いがあるとも思います。
ただ親としては「できればちゃんとした量を毎食食べきってもらいたい」と思いますよね。
我が子は身体が小さめなので余計にそのように感じてしまうところもありまして、何とか解決方法が無いかを模索しているところです。
そんな中で、比較的うまくいった方法が「スマホで自撮りする」でした。
スマホで「自撮り」しながらだと離乳食をちゃんと食べ始めることが多い。
子どもにスマホをどれだけ見せるか、触らせるかについては家庭によって教育上の賛否両論があると思います。
我が家では幼児向けアプリ(何か話しかけると真似して返してくるようなものなど)をたまに使って遊ばせるか、寝る前などにiPhoneのカメラロールでこれまで撮った我が子自身の写真や動画を見せたりするくらい。
子どもにとってはスマホやタブレットやはり刺激が強いというか面白いらしく、タッチやスワイプすることまですぐに覚えましたが、普段の過ごし方としてはそればかりにならないようにしています。
そんな中で離乳食を食べようとしない場合にも活用できないかなと思いまして、我が子の「鏡を見るのが好き」というブームから「自撮り画面を見せてみる」ということをしてみました。
するとこれがかなり上手くいきまして。
座らせている正面にスマホを立てて置いて、カメラの自撮りモードで我が子自身が見える画角にしてあげたところ「自分が食べる姿を確認しながら離乳食を口に運ぶ」ということをし始めたんですね。
折角なので動画を撮って記録しながら食べさせたりしているのですけれど、こちらでスプーンを口に運んであげる場合にもスプーンで我が子自身が見えなくならないように少し確度を変えたりしている様子が見られます。
ということは「画面に映っているのが自分である」ということは理解しているということなのかなと。
その上で、自分が食べる様子をスマホ画面で確認しながら嬉しそうに食べているんですよ。
自分を客観的に見るということが嬉しいのか、上手に食べられると自覚することが楽しいのかわかりませんが、一旦「もう食べたくない!」という感じになった後でも自撮りで再び食べ始めることが多いのでかなりの効果です。
おそらくただの鏡でも同じような効果を得られるのだと思いますが、録画をすれば成長記録にもなりますしスマホならいつでも手元にありますから手軽なんですよね。
ただし毎回自撮りばかりしていると効果が薄れてくる可能性もありますので、我が子の場合はどうしてもという場合の最後の手段として使っています。
また離乳食以外のタイミングでもグズり始めたらこの自撮りで何とかなることがわかってきまして、取り敢えずスマホだけでも何とかなるのは非常に助かるなと感じているところ。
育児におけるスマホの良し悪しはありますが、成長記録を写真や動画で手軽に残したり共有できることや、我が子の場合は自撮りモードであやしたり離乳食を食べない時の対処に使えたりと便利なものです。
いつまで効くのかはわかりませんけれど、しばらくは離乳食を食べないという悩みについては「スマホで自撮り」で対応していこうと思います。
まとめ
離乳食を思うように食べてくれないというのはありがちな悩みだと思いますが、解決する方法も意外と簡単な場合もあるのだなと感じます。
というか自撮りだけで機嫌良く食べてくれるということは、離乳食の味や触感などよりも気分的なものの方が大切ということでしょうか。
それであれば食べさせ方の工夫に改善の余地があるかもしれません。いずれ難題の解決方法を探していくのも育児の醍醐味だと思って試行錯誤していきたいですね。ではまた。