1歳0ヶ月も今日で終わりです。1歳を過ぎると1ヶ月毎の区切りはあまり意味がなくなってくるかもしれませんが、子育て日記としては記録を続けていこうと思います。
今回の成長記録は「うがいの真似」をするようになったことです。
親が「うがい」をする様子を笑って見ていた我が子。
新型コロナウイルスの騒動の関係もあって、出掛けて帰ってきた時にはまず「手洗い」「うがい」を徹底するようにしています。
私が仕事から帰ってくると我が子は「抱っこ」と近づいてくるのですけれど、そんな時にも「ちょっと待ってね」と手洗いうがいを先にするようにしていたら、我が子が「うがい」に興味を示すようになりました。
洗面所で「ガラガラガラ」とうがいをしている様子を見た我が子は「きゃきゃきゃ」と楽しそうに笑ったりもしていて、わざと大げさにうがいをして見せたりもしていたんですね。
これは動きが面白いというよりは「音」が面白いのかなと感じます。
これまでも成長段階によって例えば「ぱぴぷぺぽ」という発音をすると笑ったり、「あわわわわわ」と口に手を当てたり話したりしながら声を出すことを自分でやり始めたりすることがありました。
「聞こえる音が楽しい」ということと「その音を自分で出せるのが嬉しい」ということが乳幼児期の子どもにとっては発語の動機付けになっているのでしょうね。
今ではそれほどやらなくなりましたが、一時期は「いってきま~す」「たのしいねー」というおもちゃから出る音声を「んあがああ」みたいな突っかかるような言葉ながら真似しようとしている様子が見られたことがあったり。
「うがい」についてもこれまで普通に話している中では聞こえない音ではありますから、新しい音としての興味と面白さがあったのかなと思われます。
麦茶を飲んだ後に「ガラガラガラ」と真似をするようになりました。
「うがい」の音を聞いて笑うようになってからしばらくして、マグで麦茶を飲んだ後に上を向いて「ガラガラガラ」と喉を鳴らそうとするようになったんですよ。
最初は「ブクブクブク」みたいにただ遊んでいるだけなのかなと思ったのですが、「これってもしかしたらうがいの真似じゃないか?」と気付いたわけです。
改めて観察してみると麦茶を一口飲んでは「ガラガラガラ」と上を向いてやっているので、ほぼ間違いなく「うがい」の真似をしようとしているっぽいんですよね。
しかもごくたまに少しの水量ですがちゃんとうがいっぽい感じにできているっぽくて、器用にむせずに真似できている様子。
ただし「ガラガラガラ」の後は「ゴックン」と飲み込んでしまっていますが。
1歳になったばかりで「うがい」っぽい真似が出来るのは早いようにも感じますし、ちゃんと大人の動きを見て観察して自分でも同じようなことをトレースできるというのは驚きです。
何かしらの動作を「真似する」ということって、自分と相手の身体の動きや仕組みが同じだという認識が前提にあって、自分がどのような動作をすれば再現できるのかを想像できるということですよね。
しかも「うがい」についてはやり方を細かく教えたことはないので、ただ何回か見ていただけなのに(完全な「うがい」ではないかもしれませんが)よく真似できたものだと思います。
ちなみに一般的に子どもに「うがい」を教えるには2段階あるようで、まずは「ぶくぶくうがい」、その後に「ガラガラうがい」という流れのようです。
「ぶくぶくうがい」は口の中を洗うだけのうがいで、歯磨きの後の口洗浄の動作ですね。
「ガラガラうがい」は上を向いて喉を洗ううがいで、大人が「うがい」と言ったらこの動作になります。
子どもにとっては上を向いたままで水を飲まずにガラガラとうがいをすることは難しいので、「ぶくぶくうがい」「ガラガラうがい」の2段階でちょっとずつ慣らしていくというわけです。
少し経って微妙に「うがい」のやり方を忘れたっぽい様子も。
「うがい」の真似ができるようになってからは毎日麦茶を飲むたびに「ガラガラガラ」とやっていた我が子。
ただ数日経って今度は「うまくうがいの真似ができない」という様子が見られるようにもなりました。
麦茶を少しでも残したまま上を向いて息を吐くか声を出すことで「ガラガラガラ」という「うがい」になっていたわけですが、どうやら「麦茶を全部飲んでしまう」ことでうまくできなくなっているっぽいんですよ。
一旦できるようになったことが何かの拍子にうまくできなくなるということは大人でもあるものですから、我が子も何かしらの原因でやり方を忘れてしまったのかもしれません。
上を向いて息を出すことはできているので、口の中に麦茶を残したままにするということが何故か毎回はうまくできなくなった可能性が高そうです。
例えば一度軽くむせてしまったりしたことで全部飲み込む癖がついてしまったとかね。
こうなるとまた毎回うまくできるようになるまでにはコツを掴み直す必要がありそうです。言葉で教えることはまだできないのでやってみせたりしながら見守ってみようと思います。
まとめ
ということで「うがいの真似」ができるようになった我が子の記録でした。
「ガラガラガラ」の後に吐き出すまではまだできていないというか教えていません。これはもしちゃんと教えて吐き出すことを覚えると、食事中とかにも吐き出す癖がつくかもしれないなぁという思いがあるからです。
もう少し大きくなってやっていいタイミングとだめなタイミングを教えられるくらいになったら、しっかりと練習するようにする予定です。
それにしても親の真似を見るだけでできるようになってくるということは、変な動作を覚えられないように気を付けなければなりませんね(足でドアを閉めるとか)。ではまた。