前職から独立してからここ5〜6年ほど、PC環境はApple製品で揃えています。
iPadシリーズには手を出していなかったのですけれど、今回新たに「iPad mini 5」を購入しましたので今後レビューもしていきます。
今日は「iPad mini 5」を選んだ経緯など含めて簡易的な紹介ですがご参考まで。
目次
現在使っているApple製品について
かつて自宅用としてはSONYのVAIOシリーズを長らく使っていました。VAIOがSONYから独立したのが2014年ですからそれ以前のですね。
しかし独立後に携わっているのが企画・デザイン業界という関係もありまして、どうしてもMac系統の方がAdobeソフトの使いやすさやデータのやり取りがスムーズということもあり切り替えた流れです。
今はもうWindows機でもそれほど差がなくなってきているとは思いますが、一度Apple製品のUIとトラックパッドの秀逸さに慣れるとなかなか戻れないんですよね。MBPでも基本的にトラックパッドで、イラレもフォトショもパワポもトラックパッドだけで作業しています(マジックマウスも買ったのですが結局使わなくなったくらいです)。
できるだけシンプルな構成で直感的に運用できるのがApple製品の魅力だと感じていて、最近のApple製品のデザイン思想については思うところもありますけれど基本的にはAppleファンです。
現在の機材構成としては「MacBook Pro 15インチ(以下、MBP)」と「iPhone 7 Plus」の組み合わせ。あと自宅のWi-Fi専用で旧機種の「iPhone6」をジップロックに入れて風呂で使ったりはしますけれどこれはあくまで予備的なもの。
使用中機種「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)」
「MacBook Pro 15インチ」は正式には「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)」で少し前の型番です。現在のバタフライキーボードがどうしても慣れないのと不具合が気になっていたので、1年ほど前にぎりぎりApple公式の整備済品で取り扱っていたのを確保しました。
Mid 2015はキーボードの打ちやすさに加えて、SDカードスロットやHDMI端子などが残っているのが最高なんです。プレゼンや講義で外に出る場合に最低限の機材で出て行くにはとてもバランス感覚が良い最後の型番だったと感じています。
まぁ15インチというだけでめちゃくちゃ重いというデメリットもありますが、自宅でも外でも1台で運用するには15インチがベストなんですよね。さらにメモリは16GB、ストレージは1TBを積んでいるので、発売自体はもう4年前の機種ではありますが自分の作業範囲では特にストレスもなく使えています。
使用中機種「iPhone 7 Plus」
これも古い型番ではありますが、7シリーズはApple Payが使えるようになった最初の機種です。
直近までのiPhoneの最新機種がどうしても買い替えたくなるような進化の流れではなかったので(価格とのバランスも含め)、今の所まだこの機種を使い続けています。
ちなみに「Plus」はサイズ的にはでかいですね。ざっくり1万円札くらいの大きさです。流石にもう慣れましたが、今でもポケットに入れようとすると「入らんな」「やっぱりでかいな」みたいなことは結構あります。
その前にメインで使っていた「iPhone6」くらいの大きさがスマホ単体としてはベストかもしれませんね。
「Plus」を選んだ理由は結局「できるだけ少ない機材で済ませたい」ということで、購入当時はかなり出張が多い時期でしたので「MBP & iPhoneだけで運用する」という理由で決めました。
サイズ的に「Plus」くらいのディスプレイサイズがあれば「iPad」の役割に少しだけ近い部分までカバーできるかなという思いだったんですね。実際のところこれは正しい判断だったと感じていて、工夫すれば「Plus」サイズである程度の仕事作業はできます。
ということでこれまで「MBP15inch & iPhone7Plus」の組み合わせでほぼ不自由なく運用してきたわけですが、更にシステム強化しつつ身軽に動きやすくもできる機材構成が必要だなと考えて、今回「iPad」を購入することにしました。
「iPad mini 5」の256GBを購入。
さて、前置きが長くなってしまいましたが選んだのは「iPad mini 5」の256GBです。色はゴールド。後述する周辺アクセサリーも含めてまとめてAmazonで購入です。
「iPad」のシリーズのうちどれを買うかについてもかなり迷っていたのですけれど、価格と用途のバランスを考えると「iPad mini 5」か旧機種の「iPad Pro 10.5(Apple公式の整備済品)」のどちらかだなという結論に。
「Pro」シリーズは今秋にもマイナーアップデートするという噂もありますので、もしも魅力的な内容だったら買い足せば良いかなという判断もあってこの2機種から選びます。
5インチと10.5インチではサイズもかなり違うよねという話はあるのですけれど、価格帯を考えるとこの2機種の256GBが個人的には競合しました。いずれも検討時点では6万円台後半といったところ。
細かなスペック比較はAppleの公式サイトが最も見やすいので、ここでは私自身が「iPad mini 5」を選んだ理由についていくつか。
まず「Apple Pencil」はいずれも第1世代のみ対応です。ただペン単体でも充電しようと思えばできるのは第1世代の強みだったりしますし、必要に応じてグリップも装着しやすいのもメリット。第2世代はスマートにはなりますが価格もかなり上がりますので、世代で迷った時には寧ろiPad本体のサイズやスペックを優先するのがおすすめです。
そしてスピーカーについて。「iPad Pro 10.5」はスピーカーが4つ付いているのが強みです。一方の「iPad mini 5」は2つのみ。iPhoneだと手元の「iPhone6」がまさにそれに近いのですけれど、確かに横に倒して動画を見るときには片方からしか音が聞こえないので迫力には欠けます。ただどうしてもというときにはイヤフォン等で聞けば良いですし、イヤフォンジャックが付いているのも「iPad mini 5」の強みかなと感じます。
結局決め手となったのは画面サイズ。「どのようなスタイルで持ち歩いたり使用するか」ということですね。「iPad Pro 10.5」の余裕ある画面サイズと「iPad mini 5」のコンパクトさを比較したときに、現状の機材も踏まえて最もバランスが良いのは「iPad mini5」と判断しました。
ここしばらくiPad mini 5と整備品のiPad pro 10.5のどちらか購入しようと検討してたのだけれど結局mini5ポチった。MBP15inchとiPhone7plus使ってるから間埋めるサイズで迷ったが携帯性重視で。使用感次第でiPad Pro買い足すかiPhoneをサイズダウンさせるかも検討する予定。お絵描き用途に適えば良し。
— Neji@1y (@neji1983) July 20, 2019
ということで昨日ポチって、今日届きました。
こちら東北の地方都市なのに流石だ早いぞAmazon。
昨日ポチったiPad mini5が来た! 開封するぞと。 pic.twitter.com/evlP2f6NDm
— Neji@1y (@neji1983) July 21, 2019
「iPad mini 5」(Wi-Fiモデル、256GB、ゴールド)
まずは「iPad mini 5」本体。いつも通りのAppleらしいぴっちりしたシュリンクに包まれていましたが、ちゃんと「ここを引けば開封できます」というタグのようなものが付いていたのでハサミ使わず開けられました。良い改善ですねこれ。
パッケージも美しい。説明書など外していますが新品購入です。
電源を入れると、使用している手元のiPhoneとの接続による設定以降&iCloud復元で非常に簡単に初期セットアップができました。拍子抜けするくらい楽ですよ。
指紋認証なのも個人的にはメリットですね。ノールックでワンタッチでロック解除できるのはストレスもなくて使いやすい。ただしボタンが「iPhone6」自体の「物理的に押し込める」タイプなのは気になる人もいるかも。
「iPhone7Plus」は完全な板なんですよね。押すとクリック感のあるフィードバックで押した気になるというタイプ。これで防水にできたということもあるのですが。
カラーはゴールドにしました。カバーを装着する前提なのでどれでも良いといえば良いのですが、これまでApple製品で買ったことのない色ということで。実際の色はゴールドというよりはピンクゴールドに近いかな。
ちなみにベゼルが白いのが嫌であれば黒ベゼル設定のスペースグレイ1択になりますね。
個人的にはiPadのイメージとしては白ベゼルのイメージが強いのと、ゴールドとの組み合わせでどこか可愛いというか「iPad mini」のコンパクトなキャラクターが引き立つように感じます。
詳細レビューはちゃんと使い込んでからにしますけれど、ファーストインプレッションとしてはサイズ感も操作感もかなり良いです。やはり「iPad Pro 10.5」にしていたら「ちょっと大きいな」と感じていたかもしれません。
「iPad mini 5」と同時購入した周辺アクセサリー3種。
「iPad mini 5」と一緒に以下のアクセサリーを購入しました。まだ使い込んでおりませんのでここでは紹介のみ。こちらもファーストインプレッションの結論としてはいずれも良い買い物でした。
「Apple Pencil(第1世代)」
まずは「Apple Pencil(第1世代)」。
軽く使ってみた感じは流石Appleと言ったところ。ただし「ダサい」とずーっと言われ続けている充電方法は確かに滑稽ではありますね。Appleらしくない。
「エレコム 保護フィルム ペーパーライクフィルム ケント紙」
保護フィルムはイラストを描く用途があるのでペーパーライクにしました。
貼ってみた感じはどうしても「ほんのわずかにディスプレイが曇った感じになる」というのはしょうがないけれどありますね。
「Apple Pencil」での描き心地はかなり紙に近くて良いです。これ上質紙版もあるようなのですが、ケント紙版を選んだのも良かったのかもしれません。
「Infiland iPad mini 5 ペンホルダー付きケース」
ケースは「軽い」「安い」「色とデザインが好み」「ペンホルダー付き」というあたりを条件に検索しましてこれにしました。
早速装着してみて開いたり閉じたり立ててみたりしてみていますけれど、デザインもシンプルで軽くてなかなか良い感じです。
欲を言えば「Apple Pencil」を立てられる穴が付いていたらよかったかなとか、外したキャップを入れておけるような一工夫があれば最高だなとかはありますが、シンプルさ&安さとのトレードオフと考えると十分ですね。
まとめ
今日届いたばかりなので、細かい使用感だとか使い続けてのメリット・デメリットみたいなものは継続して記事にしていくつもりです。
ネット検索してみても意外と「iPad mini 5」を「ちゃんと使用したレビュー」って少ないんですよね。先ごろの検索汚染の話もありますけれど、「買っていないスペック比較レビュー」みたいなものばかり検索上位に出てくるので。。
私自身の使い方が参考になるかはわかりませんが、特にイラスト用途での使い心地については中長期的にレポートしたいなとは考えています。
このサイズでイラストちゃんと描けるなら最高の機種なんですよね「iPad mini 5」って。もちろんスペックだとかディスプレイサイズだとか考えれば「iPad Pro」の最新機種でできるだけ大きい方が良いわけですが、何せ価格が倍以上違ってきたりするわけで。
結果的にサイズアップして買い換える可能性もありますけれど、しばらく使い続けて色々試してみようと思います。ではまた。