北国に住んでいると冬場の写真撮影って躊躇するんですよ。
何かと言うと単純に「機材が雪で濡れる」からです。
傘さしても横から吹いてくるし、↓のようなカメラ用レインカバーは三脚ガッチリで撮影するときには良いのですが、GRとかでささっと撮り歩きたいときには大げさ。
簡単にタオルとか巻いて撮るくらいでも良いのかもしれないけれど、なんとなくスタイルとしてスマートじゃないなぁと感じるんです。
だからといって防水系のコンデジだと画質に満足するものがないんですよね。画質気にしないで日常記録的に撮るだけならGoProとかのアクションカメラでも良いし、寧ろiPhoneで良いじゃんということになります。
そして雪が降る地域で暮らす方ならわかるかもしれませんが、雨と違って雪って「軽く降る程度なら傘ささない」んですよね。多少自分に積もっても払えば良いので。つまり「傘さすほどの雪じゃないなぁ」ってラインがあるわけです。
個人的にはドカ雪ならある程度諦めて傘さすか何かしら対策して撮影行けばよいのですけれど、この「傘さすほどじゃない雪」くらいの時の方が外にも出歩くのでシャターチャンスが多いと感じていて。
そこにピッタリハマる高級コンデジがあれば良いなぁと常日頃感じています。
つまりGR系統の防水版ですね。別にガッツリ水に入れる気はないので「軽く濡れても軽く拭けば大丈夫」レベルでOK。防塵防滴という方が正しいかな。
沈胴式レンズで防塵防滴ってレンズ交換式の一眼とかミラーレスならありますが高級コンデジだとないですよね(あります?)。用途が違うということなのか、技術的な問題かはわかりませんが、スナップシューターと言われるGRにこそ天候を問わない防塵防滴機能が欲しいなぁと思うのは贅沢でしょうか。
ちなみに完全に余談なのですが、10年近く前に一時期使っていたCanonのIXY910という機種がありまして、これは水没して使えなくなりました。
水没というか、コーヒー没です。
車で運転していて、昼休憩で缶コーヒー買ったんですが結局飲まずに出発するかと思ってトートバッグに缶コーヒー入れたんですよ。
そしたら少し経って「コポ、コポ」と音がしていることに気づいて…。
缶コーヒー開けてたんですよね。
そのままカバンにぶちこんでたんですよね。
疲れていたんだと思います。
鞄の中の一部資料とかメモ帳とか本とかも一部被害を受けましたが、カメラ被害が一番酷くて。
その時に拭けるだけ拭いてから1枚撮ってみたのが下の写真です(トリミングだけしています)。
あーセピアにはならないんだ。
と思いました。自然とセピア調になるカメラになればそのまま使うことも考えたのですが(真面目に
みなさんも缶コーヒーの蓋開けたの忘れてカバンに打ち込まないように注意してください。
あとこういう時のためにも防塵防滴のGR欲しいです。お願いRicohさん。