デジタルハリネズミ

意外とドラマティックな描写をしてくる【Digital Harinezumi guru -Final 2011 Special Edition-】

デジハリ

デジハリお気に入りの個体。

手元のデジハリシリーズの中でも「花はり」「Black Rain」と並んで描写が好きな個体がこの「Digital Harinezumi guru -Final 2011 Special Edition-」です。名前がちょっと長すぎなので「guru」と呼びます。

シリーズとしては「2+++(ツートリプルプラス)」の後に限定復活版としてのラインナップで、Finalとはなっていますがguruの翌年には「Digital Harinezumi 3.0」と「Digital Harinezumi 1st Reborn」が発売されています。

デジハリシリーズはちょくちょく限定復活生産されているのですが、これは公式曰くパーツの調達の関係とのことでしたね。特にデジハリに使われている液晶ディスプレイが生産終了していて、在庫が見つかるごとに限定数の生産をしているとの説明だった記憶があります。

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ボディはクリアパーツのせいかスタイリッシュなイメージ

デジタルハリネズミのシリーズは基本的にほぼ同じボディですが、シリーズごとにカラーリングや柄のバリエーションが結構多様に用意されています。

シリーズ間のボディ形状の違いといえばレンズ部分のパーツで、初代はレンズがむき出しで周辺パーツが四角く出っ張っているんですけれど、2代目以降はレンズ前に透明のプラパーツがついて平らになっています。初代とguruの違いの例は↓

guruはその名の通りレンズ周りのシールまで「ぐるぐる」になっていますね。

上面のパワーボタンとシャッターボタンはシルバーの鏡面シール(分解する気はないので多分)の上に透明のクリアパーツが乗っている形。ボタンの反対側には「Digital Harinezumi Final 2011」の表記と花のイラストがシルバーインキで印字されています。

背面のボタンもクリアパーツ。操作性は基本的に他のデジハリシリーズと同じですが、メニューはちょっと違ったりします。シリーズによってカラーモードが増えてたり、guruだと動画撮影モードでフレームレートが選べたり(30fps、8fps、1fps)。

個人的にはデジハリで動画はあまり使っていないですね。メインで使っている花はりは初代なので音声が録音できないこともあって。ちゃんと撮ろうとしないと作品にならない気がするので今後機会があればという感じです。

底面も基本的には同じですね。2代目以降は音声録音ができるようになっているので、初代にはない穴が空いています。

描写は花はりねずみモデルに次ぐトイデジらしさ

デジハリguruの画作りは結構好み

デジハリは個体によって結構描写が異なるイメージがあって(実際はファームウェアのバージョンのみの違いなのかもしれませんが)、手に入れたものは軽く撮り比べして好みかどうかを確かめています。このDigital Harinezumi guruは個人的に好みの「ハーフカメラ感」または「110カメラ感」に近い描写で、トイデジらしい味わいもあったので「花はり」のバックアップ的な位置付けで考えています。

以下、JPG撮って出しでトリミングのみの作例。

上は画面内にかなり明るさの差があるカットですが、明るい青空から影になっている地面のシルエットまでかなりこってりと描写してくれます。もちろんトイデジなのでディテールまでどうこうという話ではありませんけれど、写真の雰囲気としてはしっかりとドラマティックになっているように感じます。

 


某コンビニ駐車場にて。青空と緑・白の対比がきれいだったので。デジハリは青の描写に特に個体差があります。カラーモードの調整でも(VIVIDにするとか)印象変わりますが、ベースのイメージが合わないと調整しても合わないんですよね。ちなみに作例はモードとか設定とかあまり気にせずその場その場の感覚で撮影しているので特に表記していませんのであしからず。

 


夕焼けのグラデーションを赤信号とともに。基本的に暗所には強くないのですが、デジタルノイズも悪い感じではないことと、電柱や信号機の輪郭がかなりきれいに出ているのに驚きです。境目は少しボケていますがそこにはノイズ感もなく、110フィルムに近い柔らかさがあって良いですね。この写真はそういう意味では上半分はデジタルの味が出ていて、下半分はフィルムっぽい味が出ている不思議な1枚です。

 


盛岡に住んでいる方であれば見たことある鉄塔かもしれません。先程の写真よりもノイズ強めですがグラデーションとしては個人的に悪くないイメージです。ここでも電柱や電線のシルエットはキッカリ写っているのが良い感じです。


縦写真で青の明暗のグラデーションを。こうやって見てくるとguruはシルエット超の表現が得意なのかもしれません。濃い部分が記憶的といいますか。

 


これも同じような縦写真ですが白っぽい建物を入れてみました。撮って出しの比率そのままに少し周辺をトリミングしています。シルエットの描写に対して、建物のディテールが意外と出ているのが驚きです。やっぱり個性だなぁと。

まとめ

「Digital Harinezumi guru -Final 2011 Special Edition-」はソフトウェアのチューニングのおかげなのか、レンズが他のシリーズと違うのかわかりませんが、明暗の差がある場面でもドラマティックな描写を出すことができるデジハリと言えそうです。さらにトイデジならではのデジタル感と、どこかフィルムの味も感じさせる絶妙なバランスで画を吐き出す楽しく優秀なデジハリです。

デジタルハリネズミは初代こそ至高という意見も結構聞かれるように思いますが、いわゆる表現系トイデジとしてはguruもおすすめです。描写だけで言うとBlack Rainよりも好みです。

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