※残念ながら「ミューズ どこでもウェットクロス」はメーカー製造中止したそうです。(2020.2.11追記)
古いカメラのストラップのラバー部分が白化した。
機材整理してたら昔のフィルムカメラが出てきたのですが、そのストラップについている滑り止めのゴム部分が白く粉を吹いたようになっていました。これカメラ関連で結構ある症状で、オールドレンズのゴム部分とかでも白くなってしまうことがあるんですね。
何となくウェットティッシュとかで拭いてみていたのですが、拭いた瞬間は濡れて綺麗になったように見えても、乾かすと結局白い部分はそれほど取れていないものでした。ゴムの劣化だとしたら仕方がないなと諦めていたんですが、「ミューズのウェットクロスで綺麗になる」と聞いたので試してみました。
掃除前のラバーはこんな感じに白くなっている。

よく見る白い汚れです。普通に吹いても結局乾くとこの状態に戻ってしまうことがほとんどです。
ミューズのウェットクロスはAmazonプライムで。

ミューズのどこでもウェットクロスはAmazonで2個セットのやつが合わせ買いの必要がないプライム対象だったので購入。
※残念ながら「ミューズ どこでもウェットクロス」はメーカー製造中止したそうです。(2020.2.11追記)
早速、白くなったラバーを拭いて効果を試しました。

まずは効果を見るために半分だけ拭いてみました。濡れた状態だとわからないのでお気に入りのBERGEONで風を吹き付けてみたらみるみるうちに乾いていきます。


結構いい感じでは? でも右下の部分がまだ白いですね。普通のウェットティッシュとかで拭くとこんな感じで乾くと白い汚れが復活します。復活というか汚れが取れていないと言うことかもしれませんが。

最初はササッっと拭いただけだったので、右下の部分が拭きが弱かったかもしれないともう一度念入りに。そして風を当てて乾かして見ると…。

綺麗になりました! ある程度力を入れて拭きましたが、削るように強くこすったわけではないです。それでも綺麗になりますね。

角度を変えてみても白い粉のような汚れがすっかり消えているのがわかります。これはすごい。そして綺麗になるのがちょっと楽しい。左右の差が一目瞭然ですね。

拭いた後のウェットクロスの方はこんな感じ。古いストラップなので普通の汚れもついていたのでしょう。真っ黒ですね。白い汚れがクロスについているかは当然ながらこの写真ではわかりませんが、ラバーの結果を見る限りちゃんと取れていると判断して良さそうです。

左側も拭いてみました。やはり乾いても白い汚れは復活せず綺麗なままです。ラバーの傷とかは取れるわけではありませんけれど、表面の質感が戻っただけで新しく見えます。
結論。ミューズのウェットクロスは白汚れ掃除に最適!
検証結果は成功ということで。思ったより簡単に綺麗になりました。何回か強めにこすらなければならないかもと予想していたのですが全くそんなことありませんでしたね。普通の拭き掃除レベルで白い汚れは消えました。
ただ一応カメラ用のウェットクロスではないことと、成分自体が実際どう影響しているかはわかりませんので拭く対象に注意は必要です。商品の注意書きには下記の文言が入っているのであくまで自己責任での使用としてください。
鏡、ガラス等の透明なものや、布製品、漆・ニスなどの塗装品及び革製品に使用すると成分が白く残ったり変色する場合があります。
使う対象によっては反対に成分が白く残る場合もあるということですね。Amazonのレビュー欄を見てみたら結構カメラのラバー掃除に使っている方がいらっしゃるようなのですが念のため注意ということで。
個人的にはこのようなラバーの白化については基本的にオールドレンズや少し古めのカメラに出る症状かと思うので、新しい機材や高価な機材に使うことはあまりないのではと感じます。その分、オールドレンズで遊ぶ時にはお手軽に掃除できそうなので重宝しそうです。ウェットクロス自体は安いので常備しておこうかなと。以上、簡易検証でした。