赤ちゃんって産まれてから結構頻繁に父親顔になったり母親顔になったりを繰り返したりするって言いますよね。
我が子の場合も写真を見返してみると時期によって印象が違うものだなと改めて感じているところです。
産まれたばかりの頃は意外とどちらかに似ているという感じでもなかったけれど。
出産に立ち会いしたので産まれた瞬間の顔から見てきているわけですけれど、出産直後の泣き顔は私たち夫婦というよりは嫁母に似ているなぁと感じたことを覚えています。
数日すると私が小さい頃の写真にも似ているように思いましたが、完全にどちらかに寄っているという顔つきではなかったのでうまいこと2人の真ん中になったのかなぁとか話していました。
それが数ヶ月すると横顔だったりふとした表情が夫婦それぞれの小さい頃の写真に似ていることが増えてきた印象。
私たち自身は自分が赤ちゃんの頃どんな顔をしていたのかは知らないわけじゃないですか。
実際に見ることができるのは写真だとか映像だとかで残っているものだけになるわけですが、30年以上前の話ですからフィルムカメラの写真がある程度残っていたとしても今の時代ほど数が撮られているわけじゃないんですよね。
ましてや映像はほとんど残っていないわけで。
8ミリビデオの規格統一がされたのが1984年、8ミリビデオカメラレコーダーの「CCD-V8」が発売されたのが翌1985年。
私が産まれたのが1983年ですから、産まれた時にはハンディカムさえなかったということ。
写真もビデオ映像も一般家庭にとっては今ほど普通のものではなかった時代なんですよね。
そういう意味で自分たちが小さい頃と我が子がどれだけ似ているのだろうという興味に対しては、いくらか残っている写真などに頼るしかないわけです。
それでもふとした瞬間に「似ているなぁ」と思ったりするようにもなってきて、それは産まれてからたった数ヶ月ですが「今の自分達とも似ている部分」が出てきているということなのかなと思います。
顔のパーツパーツを見ていくと「眉毛は父親」「耳は母親」「口は父親」「足は母親」みたいに比較的はっきりと特徴が見て取れるのですけれど、全体としてのそっくり加減は意外と平均的なものかもしれないという印象です。
とはいえ他の赤ちゃんなどと比べてみると「明らかに我が子だよね」と分かるくらいには似ているわけですが。
最近は歯が生えてきてまた印象が変わってきた様子。
毎日一緒にいるとその顔の微妙な変化には気づきにくいこともあるのかもしれませんが、これまで撮影してきた写真を見返してみたりすると時期によって印象が違うものだなと気付かされるものですよね。
最近も「どこか顔つきが変わってきたな」と感じるもののそれがどこなのかがはっきりとわからなくて、これまでの写真と比較してみたりしています。
印象の変化の原因はおそらく「下の歯が生えてきたこと」かなと。
歯が生えてきてから3週間程度経ちまして、下の歯2本だけですが少しずつ伸びてきています。
我が子もその歯が気になるようで、指で触ったり舌をかぶせるようにもぐもぐとしていたりします。
以前に比べるとなんとなく下唇が厚く見えるようになってきた気もして、顔全体の印象にも変化が出ているのかもしれません。
大人でも親知らずを抜くだけで顔つきが変わるとも言いますから、歯が生えてくることが顔つきに影響するというのは想像しやすいですよね。
その上で全体としてどちらに似ているかというとやっぱり「どちらか片方に寄ってはいないなぁ」という感じなのですが、うまいこと2人の真ん中を来ているのかなと思います。
パーツごとに見るとどちら似か比較的はっきりしているのに全体の印象としては偏りすぎていないというのは不思議なものですよね。
遺伝的にどのように親子が似通ってくるのかということについては非常に興味があるので、これからの我が子の顔つきの変化も楽しみです。
まとめ
意外と私たち夫婦の親世代に似ている瞬間もあったりするのですけれど、月齢や年齢によって印象も変わっていくものなのでしょうね。
そもそもこのように印象が変化していくということ自体も認知的な意味合いとして興味深いところではあります。
身体の変化や似ているレベルというか加減が一定量を超えることで「そっくり」と感じるとしたら、各パーツの似ている加減が上がったり下がったり競合しながら全体の印象を(見る側が)決めているということなのかな。
いずれ毎日写真や映像を残していって、後から成長を振り返ることができるようにしていきたいですね。ではまた。