日常と雑記

個人的にも社会的にも様々な節目が訪れる2019年。生き方と働き方の方向性について考える。

2019年の仕事始め。自分の事業としては1月7日からが本格スタートですが、世の中が本日1月4日から動き始めているので年始の思いをまとめておこうかなと。

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2019年は大きな節目の年。

年末の記事にもいくらか書きましたが、2014年5月1日に独立起業してから2019年で満5年が経ちます。事業年度としてはこの1月からすでに6年目。

個人的には2月には子どもが産まれる予定で、また5月からは新元号、10月には消費税税率10%&軽減税率スタート。今年は節目となるようなイベントが事前にある程度わかっている年です。

世の中的にも個人的にもステージが変わる年であるだけに、次の5年をどう生きるかについてここしばらくあれこれ考えているわけで。家のことと仕事のことについては以下のように捉えています。

【家のこと】何よりも母子ともに無事出産を超えられることを願いつつ。

2019年の一番のトピックスは出産です。2月が予定日なのであと40日程度。あっという間ですね。ちなみに私は35歳、嫁さんは33歳と、夫婦とも30代ではじめての子どもです。

かつては30歳以上は高齢出産と言われていた時代もありましたが、今は一般的に35歳以上が高齢出産とされています。

参考:「分娩時年齢高齢化 現状と問題点」日本産婦人科学会2012

また、公益社団法人日本産婦人科学会のHPを見ると『高齢初産』について下記のような記載があります。

Q.「高年初産」について教えてください。

A.35歳以上で初めて妊娠・出産するヒトのことを「高年初産」といって、注意が必要とされています。高年初産で心配されていることを、次に挙げてみましょう。

○もともと妊娠しにくい
○流産率が高くなる
○子宮筋腫など、胎児を育てる場所に腫瘍ができやすくなる
○妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの異常が出やすい
○出産時、出血も多くなりやすい
○産道がかたくなって難産になりやすい
○心疾患やダウン症などの先天異常の赤ちゃんが生まれやすい

それに、20代と比べて体力がないので、からだに負担がかかると消耗しやすいのも、高年初産の特徴です。
こうしてみると、「妊娠適齢期」には、卵子が若いだけでなく、ママの体力も充実しているというメリットがあります。

小冊子『オンナとオトコの産みドキ・育てドキ・働きドキ』より引用

リンク:公益社団法人日本産婦人科学会
http://www.jaog.or.jp/qa/confinement/jyosei180124/

こちらの定義からもうちの場合は高年初産ではないものの、若い時期の出産と比べると体力面などではどうしても差が出てくるのは確かなわけで。私の周りには親戚含めて30歳過ぎてからの初産だった方が多いので心配しすぎてもしょうがないのですが、何よりも母子が無事に出産を乗り越えてくれることを願うばかりです。

こういう時って男親は間接的なサポートしかできないのがもどかしいですよね。出産時に自分の体力だとか分けられる身体の仕組みになっていればいいのに。

出産後は可能な限り自宅にいるつもりです。仕事で外に出ることはあると思いますが、デスクワークで可能なものは自宅でやると。新しい時代の働き方と子育てについて自分で色々と試してみたいなと考えています。しかも都会のど真ん中とかじゃなくて、田舎でどこまでできるかということですよね。

【仕事のこと】5月1日が個人事業主としての節目。

今年は子どものことがあるので、仕事についても考えています。個人事業主やフリーランスは自分ひとりで稼いでいると「休めば稼ぎゼロ」になるわけで、育休取れば収入が一時的になくなります。

それでも基本的には家族を最優先させようと考えていて、ここ1年はある程度の蓄え含めて準備を進めてきました。子どもの成長を見ることができるのは人生の中で限られた機会ですし、仕事か家庭かと言われれば(両立するのが理想とはいえ)家庭優先での生き方を目指したいなと考えています。特に震災以降はその前提で様々な選択をしています。

このことから、今年は経営者として仕事を選びます。

何でも引き受けるのも一つの仕事の仕方で勉強になる部分もあるのだけれど、5年やってきたからそろそろその役割は次の世代に任せて(やりたい人がいれば)、自分の事業としてはしっかりと経営的な判断をしていく段階に入ります。

これまでの案件についても見直した上で改めて作業時間に基づいた単価表を整理したので、見積もりを出して見合えば受注するという流れをしっかりとします。これ普通の会社だと当たり前なんですが、個人事業主だとかフリーランスって結構あやふやになりがちなんですよ。金額提示ないままに取り敢えず急ぎ対応だけして、蓋開けたら最低賃金以下の単価提示されるようなこともありました。

仕事の付き合いの中では年間ボリュームに合わせてグロスで考えることもあるので必ずしも単一案件での判断はしなかったのですが、結局のところ「他で埋め合わせる」はその場限りであることが多いので2019年からはシビアに判断していきます。今後、人を雇う場合にもこのあたりの設定は非常に大切です。作業量を無視した単価設定だったり受注体制だと、従業員の働き方にも無理を強いることになりかねませんからね。

さらに、個人事業主のままでいくか、法人化するかについても近々判断します。

売上ベースだとコストの方がかかる可能性もありますし、これまでは企画業として単年度のコンペ案件等が中心。それでも年度単位で見るとありがたいことに(少なくとも5年間は)安定した売上は続けられています。

そんな中で、満5年という節目で事業の形をアップデートするかどうかという話ですね。個人事業主・フリーランスとしての働き方もフットワークの軽さや自由度を考えるとメリットは多いです。更に言えば現状の売上・利益を維持できるとすれば生活についてもさほど問題はない。ただしこれより上を求めるのであれば限界がある。という感じ。

一方で、仮に法人化すれば経営的に学べることも増えますし、将来的に雇用を生み出すことまでできれば社会価値を高められるだろうなとも考えています。個人事業主・フリーランスって、一人でやっている限りはどこまでいっても「一人分の価値」なんですよね。そのメリットももちろん認めつつ、経営者としては「雇用を生み出す」ということって結構大きな課題だと感じていて。

いずれここ数ヶ月が次の5年間の生き方や働き方を選ばなければならない重要なタイミングです。

まとめ

2019年は数年毎に訪れる人生の岐路となる年だと捉えています。直近だと震災→転職→独立起業→妊娠→これに続くものです。慎重になりつつも大胆な決断も時には必要。誰も自分の人生に責任を取ってくれませんから、自分自身で決めていくということです。

全てがうまくいくとは限りませんが、その過程も含めてこのブログにも記事化していくつもりです。2019年も改めてよろしくお願いいたします。

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