2020年で個人事業主として7期目に入りました。昨年は子どもが産まれたこともあり仕事については抑えめにしてきましたので機材投資も最小限でしたが、2020年はいくつか更新を予定しています。1月現在の仕事道具として今回はメインのMacBook Proについて記録としてまとめておきます。
【メインPC】MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
メインで使用しているのがAppleのMacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)です。仕様は以下の通り。
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
・プロセッサ:2.8GHz Intel Core i7
・メモリ:16GB 1600MHZ DDR3
・グラフィックス:AMD Radeon R9 M370X 2GB / Intel Iris Pro 1536MB
・ストレージ:1TBフラッシュストレージ
5年前のMacBook Proになるので現在は中古市場でしか手に入りませんが、私が購入したのが発売から3年後の2018年。
MBPのMid2015モデルはSDカードスロットやHDMI端子などが本体に付いている最後の世代です。電源アダプタがMagSafe2であった最後の世代でもあります。その後の世代では全てThunderbolt3(USB-C)ポートに統一されたんですよね。
またキーボードもMid2015モデルが変更前の最終モデルになりまして、次の世代からはバタフライ構造キーボードに変更されます。
そしてこれいくつかの2016年モデル以降の変更点が、私が2018年に2015年モデルをわざわざ購入した理由でした。
仕事上、出張先での作業も多かったり講師依頼も多かった時期でしたので、いちいちハブを色々と持っていく必要がない方が都合が良かったのが1つ。またSDカードスロットで容量拡張したい思いがあったことが1つ。そして次世代からのバタフライ構造キーボードが合わなかったことが1つです。
特にバタフライ構造キーボードは店頭で試しに触ってみた時に展示されていた2台がどちらも「MかNが打てない」という状況で、これはネット上で話題になっていた「キーボードの不具合が多い」という症状と合うものでした。
メインPCとして使うのにキーボード修理のために預けるリスクが大きい製品を使いたくなかったので、バタフライ構造キーボードが採用されているうちは新型MacBook Proの購入は見送った方がよいなという判断。
2018年当時はApple公式の整備済製品でMid2015モデルがギリギリ手に入る時期だったので、細かくチェックをしておいてできるだけスペックが高いものが出た時に購入したわけです。
2020年1月現在、私の仕事の範囲では特に問題もなく働いてくれています。
ただ直近で発売されたMacBook Pro 16-inch 2019モデルはキーボードがバタフライ構造からシザー構造のMagic Keyboardに変更されました。これはMid2015以前のキーボードに近いものになるので、やっと買い替えできるモデルが発売されたなという感じです。
ちなみにMid2015モデルは完成度が上に高いので今でも安価に手に入るならおすすめのモデルですけれど、iPadのSidecarが使えないのがほぼ唯一の弱点です。
【OS】macOS Mojave
OSについては細心のmacOS 10.15 Catalinaには更新しておらず、まだmacOS 10.14 Mojaveを使用しています。32bitアプリケーション等が起動しなくなることも含めて、移行後の環境に問題が無いことを確認してから更新する予定です。
また個人的にCatalinaの最も魅力的な機能であるSidecarがMBP Mid2015だと非対応ということで、安定したことがわかるまでは急がなくても良いかなという感じになっていますね。
一応、2020年3月頃までの仕事の山が一段落して余裕ができた時にCatalinaへの更新を検討しているところです。
【Mac専用拡張カード】Transcend JetDrive Lite 360 (256GB)
MBP Mid2015はSDカードスロットが付いていますので、ここにJetDrive Lite 360の256GBモデルを常時挿しっぱなしにしています。
MBP自体のストレージに1TBあるのとiCloudを2TBで契約しているのでそれほど容量に困ることは少ないのですけれど、ちょっとしたバックアップ用と写真管理用として分けて管理しているイメージです。
2016年モデル以降のMBPにはSDカードスロットが付いておりませんので、JetDrive Liteの製品シリーズもMid2015までの対応です。このため2020年1月現在でもAmazonなどで在庫が手に入りますが、発売当初からするとかなり値崩れしています。
もし旧機種のMBPやMacBook Airなどをまだ大事に使用していてSDカードスロットを使っていないのであればバックアップ用にJetDrive Liteの在庫を購入しておくのは個人的におすすめ。
ちなみに今後USB-CポートのみのMBPに買い替える場合には、MBP自体のストレージについて予算の中でできるだけ大きな容量を選びつつ、更にコンパクトな外付けSSD(最近良い評判を聞いたBUFFALO SSD-PH1.0U3-BAなど)を併用することにする予定です。
【外付けディスプレイ】EIZO FlexScan EV2450(2台)
MBPは15インチのディスプレイですからラップトップPCとしては十分な大きさ。しかし様々な作業をする上ではやはりセカンドディスプレイがあると便利です。
現在、自宅事務所と外に借りているデスクの2ヶ所にそれぞれEIZOのFlexScan EV2450を置いています。23.8インチ、1920×1080、IPSパネル、ノングレア。自宅用がセレーングレイ、デスク用がブラックのカラーで色分けして気分も変えています。
購入したのが数年前なのですがEIZO公式サイトでもまだ売っているくらいなので、4万円程度のディスプレイ・液晶モニターとしてはかなり完成度の高い製品なのかなと感じますね。今のところ不満も無いので使い続けていますし、故障するまでは今後も使い続けると思います。
【MacBook Pro用スキンシール】wraplus ブラックブラッシュメタル
MacBook Proのカバーとしてはスキンシールを貼った上にハードケースのシェルカバーを装着するという2重体制にしています。
スキンシールはwraplusのスキンシールのブラックブラッシュメタル。MBP15インチ用の製品はAmazonでの評価が低いのですが、他のサイズの評価を見てみるとそれほど低くもありません。
実際には貼り方にコツがありますがそれ程難しいというわけでもないと感じましたし、サイズ感も完全にピッタリというよりは枠が1mm程度余裕があるのでそれが気にならなければデザイン的にも満足できると思います。
2018年から使い続けていますが今の所は擦れてしまったりなどもなく、ほぼ貼ったままの状態をキープしているように見えますね。今後MBPを買い替えてもこのシリーズを使う予定です。
【ハードケースシェルカバー】Twol MacBook Pro用クリアハードケース キーボードカバー付
スキンシールを貼っているのでそれだけでも良かったのですが、折角なので大切に使おうとハードケースのシェルカバーも購入して装着しています。
最初は試しにという程度だったのですけれど、結局2020年1月現在でも装着しっぱなしで使い続けているのがTwolのシェルカバー。
半透明のつや消しクリアのカラーで、スキンシールを貼った上にかぶせているので背面の見た目も落ち着いた感じに見えるというか昔のiBook的に見えるのがお気に入り。保護能力にも問題ありません。
カバー以外にはスクリーンプロテクターとキーボードカバーが付いています。スクリーンプレテクターは普通のもので、これは好みで別に購入しても良いレベル。私は反射防止で気泡レスのフィルムを別に購入して使っています。
付属のキーボードカバーについては最初はしばらく使っていたのですが、段々擦れてきたのとMBPのディスプレイにカバーの跡が少し付くのが気になったので使わなくなりました。カバー自体はキーボードに乗せるだけの簡単なもので、埃よけ程度に考えていましたがキータッチも意外と気にならない感じで悪くはなかったです。
またシェルカバー自体について、底面に装着する方のカバーについては1年程でゴム足が外れてしまったので、家具用の保護パッドセットに付いていた半球形透明足カバーを代わりに貼っています。
ハードカバーを装着するのには好みがあるだろうなと思うのですけれど、使ってみて意外と良かったのが「腕時計で傷がつきにくい」という点です。パソコン作業する時には腕時計を外すようにはしているのですけれど、出張先などわざわざ外さないこともありますよね。メタルバンドだとMBPの手元側の枠にバンドが当たって削れやすいのですが、ハードカバーをしていると角に直接当たりにくいのがメリット。
いずれハードカバーのセットとしてはかなりコスパが良い製品でした。
まとめ
ということで2020年1月現在のメインPCであるMacBook Pro関連についての記録でした。ブログにまとめておくと自分のための情報としても後から振り返りやすいのでおすすめです。
MacBook Proはここ数年は「Mid2015モデルが最高」と言い続けてきたのですけれど、16-inch 2019モデルがシザー型キーボードを搭載したことでやっと「買うなら16-inch 2019モデル」と言える状況になりそうです。
USB-Cまわりの製品や環境もやっと整ってきた感がありますし、ソフトウェア的にも最新のSidecarなどの機能を享受したいということを考えると、Mid2015を使い続けてきた層としては(どのくらいいるのかわかりませんが)買い替え時が来たのかなと。
ただ私の場合は今のMBPが整備品としての購入からまだ2年程度で元気に活躍しているので、状況見ながら買い足しするか買い替えするか検討ですね。仕事の仕方も変わってきているのでスタイルに合わせて更新していきたいと思います。ではまた