RICOH GRIIIの交換用リングキャップ「GN-1 (DG)」が届きました。
目次
GRIII 交換用リングキャップ 「GN-1 (DG)」購入動機
「GN-1 (DG)」の「DG」は「ダークグレー」ですね。今回GRIIIの初回限定6,000台には「ブルーリング」が付いてきまして私も一応持っているのですが、ブルーがメタリック調でGRIIIのブラックとは合わないように感じたので使っていません(袋からも出しておらず)。もう少しマット調のダークブルーかダークレッドだったらまだ良かったかも。
そもそもこれまでGRD IIIとGRを使ってきた中でリングキャップを交換したことはありませんでした。これは何となく「GRシリーズはできるだけ初期装備そのままで使うのが格好良い」というような感覚があったからで、今でもその感覚はあまり変わらないとGRIII購入時も考えていました。
ただGRIIIを購入してしばらく使っていて「GRやGRD IIIと見た目似ているから少しドレスアップしても良いな」と初めて感じたんですね。自宅のデスクに置いているときにGRやGRD IIIと並べることがあって、GRシリーズは「基本的に外観が変わらない」という良さがあるものの、手元の3台には何かしら見分けやすい個性が欲しいなと思ったわけで。
GRD IIIとGRはそもそもサイズ感が違うので併用する場合もその差があるがゆえに気にならなかったものの、GRD IIIの横幅でGRの厚みがあるGRIIIが並ぶと「3台とも似てる感」が強くなってしまって。
歴代のGRD・GRシリーズを買い揃えている方はリングやボディスーツなどで色分けしていることも結構あるようで、私も3台目になって初めて「なるほどコレクション数が多くなるほど個性を出すためにリングなどでドレスアップしたくなるということか」と納得しました。
とはいえ限定ブルーリングは個人的な好みと(少なくとも今の時点では)合わなかったので、落ち着いたダークグレーの「GR-1(DG)」を試しに購入してみようと考えたわけです。ただRICOHの公式サイトを見ても写真だけだと色合いがわかりにくくて、実際に手元に来て見ないとわからないなという感じではありました。
GRIII 交換用リングキャップ 「GN-1 (DG)」開封
さて、それでは実際に届いたリングキャップ「GR-1(DG)」を見ていきます。どうしても写真だと色合いが伝わりにくいので角度や撮り方を変えた画像を何枚か載せますのでご参考ください。
まずはパッケージ。RICOHはアクセサリー類の外装箱については同じ種類のものは流用してコストを削減しているようですね。前回の予備バッテリーなどの箱も同じようなデザインでした。ただGRIIIはそれまでのGRシリーズとは異なって「ブラックではなくグレーがイメージカラー」となっているようで箱もグレー系でしたが、このリングキャップの箱は旧来のブラックのまま。もしかしたら在庫がなくなり次第グレーの箱になるのかもしれません。
ちなみに箱が軽く潰れていますが、郵送されてきたクッション封筒から出した時にはすでにこの状態でしたのでご了承ください。製品本体が無事であればこういうのは全く気にしません。
リング自体の色は光にかざすと目で見てもダークグレーから明るいグレーまで変化するイメージで、上の写真の色合いは最も濃く見える時の色に近いですね。いわゆる「灰色」とか「シルバー」的なグレーではなくて、濃いめのベージュグレーのような色合いにも見えます。マット調でかなり渋くて良い感じ。
この写真だと明るくシルバーっぽいグレーに見えます。ネットでググって出てくる写真によってはこのように見えたりしますが、前述の通り実際に目で見るとシルバー系のグレーではありません。
GRIIIと並べてみます。GRIIIに最初からついているリングは「GN-1(BK)」。「BK」は「ブラック」で本体と同じカラーですね。
GRIII 交換用リングキャップ 「GN-1 (DG)」装着
GRIII本体に「GN-1(DG)」を取り付けてみるとこんな感じ。
写真で見るより実際はもっと暗めに見えます。限定のブルーリングは結構ギラギラしているというか存在感があるメタリックなイメージですが、こちらは落ち着いていて主張しすぎない感じ。
斜め上から角度を変えて。本体のブラックと合うトーンのダークグレーです。このくらいのトーンで限定リングも欲しかったなぁ。
斜め下から。以前のGRシリーズではリング交換を楽しむことはありませんでしたが、この雰囲気なら悪くないですね。
GRIII 交換用リングキャップ 「GN-1 (DG)」装着感など
実際に装着してみてから継続して使うか元通りのブラックで使うかを決めようと考えていましたけれど、結果としては「GN-1(DG)」を装着して使うことに決定しました。渋めの色合いで気に入りましたしGRD IIIやGRと並べた時にも個性として良いアクセントになっています。
「GN-1(DG)」の色合いは満足。限定カラーもこれ系のトーンで出してくれれば嬉しい。
そういえばこれまでのGRDシリーズでは本体自体が限定カラーの特別仕様版もたまに発売されていましたよね。ブルーとかホワイトとか。ただ個人的にはそれらのチョイスされた色合いが結構明るすぎるように感じていて食指が動くことはありませんでした。唯一GRの Limited Editionのグリーンのウェーブトーン塗装は有りだなと感じたくらいで。
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GRシリーズはフィルム時代からブラックの質実剛健な道具としてのイメージが設計思想として受け継がれてきていると感じていて、ブラック以外のカラーはそれにどこかそぐわないかなと感じたりもしてしまっていたわけです。でも「GR Limited Edition」や今回の「GN-1(DG)」のことを考えてみると「落ち着いた渋めのトーンであればドレスアップも有り」というのが個人的な感覚なんだなと。
つまり限定カラーでリングキャップや本体を出す場合には「RICOHさんできればもっと渋めの色合いのチョイスをお願いします!」とお願いしたかったり。せっかくブルーリングを手に入れても使っていない方の中には、私と同様に「色がメタルでギラギラしすぎ」と感じている方も少しはいらっしゃるのではないかなと。個人的な趣味嗜好なのでわかりませんけれど。
GRIIIのリングキャップって外れやすくて飛んでいきやすい気が。
いずれ「GN-1(DG)」は満足なのですが、ただ1点だけ注意があります。これGRIIIのリングキャップ自体の問題なのかもしれませんが「リングキャップが外れやすい」「外れたリングキャップが飛んで転がっていきやすい」という特徴があるように感じます。
個体差かもしれませんけれど、手元のGRと比べても装着感が「軽い」んですよね。購入日に試しにリングキャップを外したときはあまりに軽くて手元から離れて飛んで転がっていきました。
別にバネが付いているわけではなくてリングを回すと外れる直前くらいのところがスクリューキャップのようになっていて前に出て外れるような仕掛けになっているだけなのですが、その時は「あれ、バネで飛んでいった?」と勘違いするような感覚でした。
また今日は早速「GN-1(DG)」を装着したGRIIIをバッグに入れて出かけたのですが、いつの間にかバッグの中でリングキャップが外れていたんですね。バッグの中から外ポケットに入れ替えたタイミングかなとは想像するのですけれど、どのタイミングか全くわからず。
手に取った後でバッグの中に再度しまう時に「あれ、リングキャップだけバッグの中にある。。。」と気付きました。リングキャップ部分を持って取り出すことはないので、グリップ部を持って取り出した時にリングキャップがバッグのどこかに引っかかって自然と回って外れたのかな?という感じ。
とても緩いというわけではなく「カチッとハマる」感覚ではあるので実際の外れ方はわかりませんが、GRよりは装着感が軽くて外れやすいのは確かなので一応注意ですね。
まとめ
以上、RICOH GRIIIの交換用リングキャップの購入レビューでした。渋い色合いが気に入ったので私のGRIIIは今後このダークグレーリングでいきます。
GRシリーズはコンデジにもかかわらずサードパーティの様々な専用ケース・ボディケース類も出ているので、GRIIIについても今後ドレスアップが楽しめるアクセサリーが増えてくるかもしれませんね。買ったそのままの裸で使い倒す楽しさもありますが、ファッションとしてドレスアップして楽しむのもありだなと改めて感じました。
カメラって結局「持ち歩いて嬉しい・楽しい」というのが大前提にないと棚にしまいこんでしまいがちだったりするので、GRIIIも様々な楽しみ方があって良いのだろうなと思いますし、そのポテンシャルを持っているカメラだなと感じます。ではまた。