持ち歩くだけで満足感がある「DJI Osmo Pocket」。発売から数週間してやっとサードパーティーの周辺機器が増え始めてきたので、安価で良さそうなものを中心に買って試しております。
その中で「三脚ネジ&アルカスイス互換」という「これ一つあれば良いんじゃね?」ってのを見つけたので注文したのが前回の記事。それが届きましたのでご報告です。
「naimonoLabo Osmo Pocket用 2-wayマウントアダプター MT-OSMOP」開封と外観
今回購入したのは「 naimonoLabo Osmo Pocket 2wayアダプター MT-OSMOP (Amazon)」。この記事執筆時点(2018.12.30時点)ではAmazonでは既に売り切れになっておりますので、再入荷を待つか関連商品から似たものを探すと良いかもしれません。
外観は非常にシンプル。
アダプター自体もプラスチック製で軽くてシンプル。アルカスイス互換なので下部に出っ張りがありますね。底面には三脚穴とUSB-Cのケーブルを通すための穴。
で、これよく見ると3Dプリンタで作っているっぽいんですよ。この模様ってそうですよね。型だけプリンタで作っているということもあるのかもしれませんが、細かい層が積み重なったようになっているので1つ1つ3Dプリンタで作ったプロダクトであるのは間違いなさそうです。
Osmo Pocketに装着。過不足なし。
Osmo Pocketにはぴったり。ガタツキもなく良い感じです。
操作も問題なし。図面からデータ起こしてプリントしているはずですから精度もある程度保たれているということでしょうね。
三脚穴がついているので汎用性が高いです。普段はあまり重くしたくもないのでコンパクトなタイプの三脚と組み合わせるのが良さそうですね。もちろん通常の三脚と組み合わせれば定点撮影できるので自撮りとかYouTube用とかでも活用しやすそう。
manfrotto 797 modopocketとの組み合わせはロボっぽくてかわいい。
アルカスイス互換についても問題なし。
試したのは以前に買ったボール雲台に付いていたGemtune DM-55。
ちなみにアダプター自体がとても軽いのでOsmo Pocketにつけっぱなしでも良いくらいです。ただ装着したままだとケースには入らない。
これケースも3Dプリンタで作れないですかね。ぴったりに。それで下半分はベルト部くらいまでしか覆わないようにしておいて、アダプターをつけっぱなしでもケースに入れられるようなやつ。そうなると脱着も楽でとても便利ですよね。作っちゃったほうが早いかな。
まとめ
驚いたのが3Dプリンタで自作したと思われる商品だったこと。実はこれ以外にも3Dプリンタ製のアダプターを入手したのですがそちらは一般販売されているものではないので紹介するかどうかは検討中ですけれど。
Osmo Pocketのようなガジェットだからこそなのかもしれませんが、3Dプリンタとの相性がとてもよいのだなということがわかりました。3Dプリンタ自体の普及に対するプロダクトとしての受け皿が整ってきているのかもしれませんね。小さな商売としても工房的に成り立つものがこれからもっと増えてくるのだと感じます。
あとOsmo Pocketの周辺機器としてはどちらかというとGoProマウントとの互換商品が多い印象ですね。使い方を考えても近いということなのだと思いますが、GoProとOsmo Pocketは使ってみると実際は別物であるように感じています。GoProの既存周辺機器へ単純に接続していくよりも、今回の商品のようにOsmo Pocketの使い方に合わせたものを準備する方がメリットがあるはずです。
これからさらに選択肢が増えるといいですね。ではでは。