GR III

【GRIII】庭先の春をGRIIIで拾い集める。

RICOH GRIII

今日は朝方に雨が降っていましたが昼間は久しぶりの晴天。春の陽気のせいか朝も眠くてしょうがないのですけれど、せっかくなのでGRIII片手に庭の花を撮影。

GRIII
【GRIII】今日は20℃超えの陽気。朝に蕾だった庭の梅が咲きはじめました。今日は暖かい1日でしたね。地元の桜の標準木は先日開花したばかりなので、ここからがやっと桜の見頃の季節になっていきます。庭の梅木も朝に確認...

庭先で季節を感じられるのが草花を育てることの楽しみ

最近は一戸建てよりも賃貸で身軽に生活するのがおすすめされていたりしますが、個人的には地価が安めの田舎で庭付き一戸建てを中古で購入するのを推したいですね。

庭を1から造ろうとすると結構な予算と労力が必要なので、田舎の庭付き一戸建ての中古物件がおすすめ。

庭があると四季の移り変わりを日々の生活の中で感じられますし、写真趣味にしていると被写体にもなりますし。家の中には鉢植えなどを置く必要がないので、水やりの手間や室内での虫沸きの心配がないのも良いです。田舎暮らしだと虫自体が多いというのはどうしようもありませんけれど。

近年は全国的に問題になるくらい空き家も多くなり続けていますので、ここ10年だけでも一戸建て中古物件の選択肢がかなり潤沢になってきているように感じます。

我が家も10年近く前に結婚に合わせて古い家を買い受けたものでして。嫁さんの実家から歩ける距離&庭付きで探していて運良く売りに出た一軒家。家自体は古くても住めれば良いのですが、庭だけはできるだけ造り込まれている方が後々満足度が高くなります。

というのも家を探している当時にハウスメーカーを数社回って新築も検討したのですけれど、土地と建物はともかく「外構・エクステリア」の部分ってちゃんと造ろうとすると意外とプラスでかかるものなんですよね。数百万の差は出ます。

まぁ正直なところ庭作業・庭掃除も大変といえば大変ですし、造園業者などに年数回手入れを頼むのであれば(分量にもよりますが)毎回10万円程度はかかるので、管理できるサイズ感なども含めて検討するのがベスト。私自身は昔から生活の仕方として「休日には庭仕事しながらゆっくり過ごしたい」という思いがあったので、古くても庭が造られているちょうど理想的な物件が見つかったのは幸いだったわけです。

ということで我が家の庭は基本的には前に住んでいた方が造られた庭を受け継いでいるのですが、当時引っ越した時点で既に2年ほど庭があまり手入れされていなかった状態でした。どうしても切ってしまわなければならない木なども何本かあったものの、毎年少しずつ木や花を増やしたり減らしたりと変えながら今に至っています。

ちなみに季節に合わせて様々な山野草も顔を出します。これらは私達が植えたものではないのでどこからか種が飛んできたのか前に住んでいた方が植えたのかはわかりませんが、庭先が小さい山道のようなイメージとして楽しめるので良いものです。

苔のまわりの生態系はまるで森のよう。

RICOH GRIII

GRIIIはマクロ機能も少し強化されたので庭先を撮影するには最適です。冒頭のアイキャッチを再掲しますけれど、数年かけて少しずつ増やしている苔のコロニーの一角に芽を伸ばすいわゆる「雑草」をマクロで撮影してトリミングしたもの。

苔庭を造るときって苔シートを買ってきて敷き詰めることもあるようなのですが、私はあまりその方法が好きではないので、引っ越し当時に庭の片隅に小さくコロニーができていたスギゴケなどをある程度自然に任せながら増やし続けています。

苔のコロニーが形成している生態系ってとても興味深いんですよ。数年単位で広がり方や逆に枯れていく部分を見ていくと、俯瞰的にはまるでライフゲームのようなんですね。ただミクロの部分に注目するとそこで何が起きているのかというのがとても面白いわけで。これ書き始めるときりがないので別の機会にしますが、

たんぽぽは除草対象だけれど根っこまでは無理して掘りません。

RICOH GRIII

たんぽぽは花としては可愛いのですけれど、地面での葉の広がりが大きいので庭からは抜きます。根っこが深いのできれいに抜くことは難しく、だからと言って根っこを掘り返すのも面倒。一番簡単なのは見つける度に放射状に広がった葉っぱをまるごと掴んでできる限り引き抜くこと。葉の根本で折れて根っこが地面に残ってしまっても気にしなければOK。また出てきたら取ればよいと。

庭仕事しているときの草取りのコツとしては、このたんぽぽのような「大きめの除草対象」から順番にガンガン取っていくのがおすすめです。よくやりがちな「庭の端から細かくきれいにしていく」方法だとどうやったって時間が足りなくなりますし途中で飽きてしまうこともありますからね。

庭を見渡して「パッと見で目立つでかいやつ」から順に草取りしていくことで、全体のバランスを保ちながら見栄え良く整えていくことができます。途中で飽きたり雨が降ってきたり用事ができたりして中断しても、庭全体としては自然な感じが残りますし。

キクザキイチゲは派手ではないけれど雨に映えます。

GRIII キクザキイチゲ

ちょうど今の時期に咲く山野草のキクザキイチゲ。毎年庭のあちこちで思い出したように何輪か咲きます。群生しているわけではないことと花自体が派手ではないので「あぁ咲いたな」くらいの存在感なのですが、今日のような雨上がりの朝に寄って見るとかなりきれいです。わざと自分で植えたわけではない草花だからこそ惹かれるものってありますよね。

GRIIIはボケ味がきれいなのでマクロ撮影でも絞り値を開放F2.8で撮ることが多いのですけれど、F2.8だとフォーカスが合う範囲がかなり狭いので「しべ(雄しべ雌しべ)」にピント合わせると1〜2cm前後の花びらさえかなりボケるんですよね。これ結構シビアなのでタッチフォーカスで合わせるのがおすすめ。

もう少し絞って被写界深度を深くした方が歩留まりが高くなるものの、このコンパクトなGRIIIでボケ味を楽しむならまず開放で撮りまくってみるのが楽しいです。

まとめ

乳児期の我が子の子育て中で撮影旅行にはなかなか行けないということもあるのですが、今年は庭先の被写体を探しながらGRIIIのマクロで楽しもうと考えています。春先だからこそ咲く花も多いのでブログでも少しずつ紹介していければなと。

それにしても長いGWもやっと後半に入るわけで、天気も良いので行楽日和が続きますね。北東北では桜の種類によっては(枝垂れ桜など)ちょうど今が満開だったりしますからギリギリ花見もできそうですし、この週末までが観光地も賑わいがピークになるのかな。混雑大変かもしれませんが楽しめるときに楽しみましょうね。ではまた。

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