CAPA CAMERA WEBの下記の記事(2019年1月24日)にGR IIIのタッチ&トライについて記載がありました。
CP+2019でGR IIIのタッチ&トライ!!
RICOH GRファンイベント開催決定!今年は新たな試みも!?
"なお、新型GRのタッチ&トライは、2月28日(木)からの「CP+2019」リコーイメージングブースにて実施する。今回のイベントでは行わない。"と記事の後半に。CP+2019で触れるのか! 関東住まいの方はいいなぁ。
RICOH GRファンイベント開催決定!今年は新たな試みも!? https://t.co/6uSrx8hx1J
— Neji (@neji1983) January 25, 2019
記事自体は2019年2月7日(木)のファンイベント「GR LIVE! 東京」の告知。
すっかり見逃していたのですがRICOHのオフィシャルサイトで出展案内が発表されていたんですね。春発売とのことで情報出てくるのがもう少し先かなぁと勝手に考えていました。
東北住まいで2月中旬には子どもが産まれる予定ということもありCP+2019は見に行けないのですが、WEB上のレポート楽しみにしています。東京まで行くのにも新幹線で往復3万円とかかかるんですよね。。今回はその分をGR IIIの購入予算に充てることにします。関東近郊に住んでいる方々はこういう機会に気軽に行けるのがうらやましいですほんと。
ここ1週間でもSONYのα6400だとかオリンパスのOM-D E-M1Xだとか新商品の話題で盛り上がっていますけれど、いずれも発表から1ヶ月程度先の2019年2月22日発売。ユーザー層は元々棲み分けされてそうなので同日にぶつけてくるのがどのように販売台数に影響してくるかが見どころですね。
カメラ市場は今後2年間で半減するのか
一方で今日のニュースではキヤノンの御手洗会長がカメラ事業の軸を法人向けに移すという報道も。
キヤノン御手洗会長、レンズ技術の外部提供を検討
キヤノンがカメラ事業の軸足を法人向けに移す。御手洗冨士夫会長は日本経済新聞の取材で、デジタルカメラの市場が今後2年間で半分ほどに縮小する恐れがあると指摘した。一方で監視や医療など産業分野でカメラの用途は増すと見ており、レンズなどの技術を外部に提供する考えを示した。(引用:日本経済新聞 電子版 2019/1/25 2:00)
国内に限っても単純に日本の人口が年間40万人とか減っていくわけで、カメラに限らず消費自体が縮小していくとは確実。カメラ業界はスマホの台頭でほぼ駆逐されてしまったコンパクトデジタルカメラの衰退から、高級路線&ミラーレスへのシフトでいくらか持ち直しているのかなぁという雰囲気もありました。ただ業界の牽引役がかつてのCANONとNikonの2強から今やSONYになってしまっている感があるなど、経営者層は個人向けラインナップには厳しい見方をしているということなんですね。
これから数年で5Gの普及やIoT、VR、VR界隈の技術革新が続いていくとは言われているものの、それらと強烈に紐づくのはやっぱりスマホであることには変わりないでしょう。ソフト処理でできることが増えれば増えるほど「カメラとしてのカメラ」の立ち位置は一般ユーザーをターゲットとすると厳しくなるのかなというのは確かに想像できますよね。
ただし個人的にはもう少し先のことを考えると、ディープラーニング等を用いてソフト処理で可能になる範囲がどれだけ広がったとしてもソフト処理の「元」になるデータ自体が必要であることは変わらないだろうなと感じます。膨大なデータから要素を抽出することでシミュレーションすることができるようになるわけですから「元」データが蓄積されなければ進化しないということで。まぁ希望的なものですけれど。
まとめ
ユーザーが減って生産量が減れば価格は上がっていきますから、写真がさらに高価な趣味になっていくということもあるんだろうなぁとも。こう考えると日本がこれから40年で直面する経験のない人口減少が経済に与えるインパクトって計り知れないんでしょうね。
我が国の総人口は、長期の人口減少過程に入っており、平成41(2029)年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、平成65(2053)年には1億人を割って9,924万人となり、77(2065)年には8,808万人になると推計されている。
<引用:内閣府HP(平成30年版高齢社会白書(全体版)第1章 高齢化の状況(第1節 1))>
内閣府の推計では2053年に1億人を割って9,924万人、2065年には8,808万人。この頃って今の30〜40台はまだ生きている可能性高いですよ。来月産まれる予定の我が子はもしかしたら22世紀も見るかもしれない。
そんな中で、この時代の風景を写真として残していきたいなぁとも感じます。
つまりみんなカメラやろうよってこと。