レビュー

【レビュー】OSMO Pocket用の三脚が欲しいなら取り敢えず手頃な『MyArmor MA-CH070 (24~85cm)』から始めるのがおすすめ

OSMO Pocket

Osmo Pocketを予約購入して2ヶ月以上経ちまして、周辺機材のセッティングについてはおおよそ落ち着きましたのでまとめつつ三脚を紹介します。

Osmo Pocketについて2ヶ月使用まとめ

Osmo Pocketそのものについては非常に気に入っています。購入時に感じた「ロボットだよねこれ」という感覚が今もそのままです。スイッチのオンオフ時の挙動やサイズ感まで含めて「プロダクトとしての完成度」が高いと感じますね。

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さらに購入後の2ヶ月間にソフトウェア・アップデートが数回ありまして、機能的にも画質的にもしっかりとチューニングされてきています。RICOHのGRシリーズやSONYのαシリーズもそうですが、バグフィックスだけではない新機能の更新だとかチューニングをメーカーが継続してくれるのは(戦略的にはファンを増やすためだとか囲い込むためというのもあるのかもしれませんが)ユーザーにとっては素直に嬉しいことで。

ファーストインプレッションで感じた気になることもほぼ解決したというか使っていて慣れてきたというか。iPhoneとの接続時のケース干渉問題はケースを買い替えて以降は問題ありませんし、トラッキング精度などの性能的な限界は仕方がないので使い方を工夫するということですね。まぁ購入直後は期待値も高い状態ですから色々と目についてしまうわけで、あとは機材の特徴を理解してどう使いこなしていくかが大切です。

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バッテリーについては自分で交換できないということで懸念事項の一つですが数ヶ月以上使っていかないとへたり具合はわからないでしょう。今の所は自分の使い方の範囲では全く不満はありません。

ちなみに使い方としてはiPhone接続しないで本体だけで軽く日常記録するようなことが殆どになっています。このコンパクトさとスティック形状はほんと考え抜かれたデザイン設計ですよ。操作感を多少犠牲にしても最低限の操作は本体の小さいタッチパネルとボタン2つで完結しますから、本体だけで何とかなるということが大きな魅力です。

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アクセサリー関連も上の記事で紹介したマウントアダプターを三脚につけっぱなしにしていて、購入当初の感想の通りこれだけで済んでいます。「2way」と「3way」を紹介しましたがよりシンプルでコンパクトな「2way」の方が主になっていますね。

Osmo Pocketの発売から2ヶ月以上経ちましたのでサードパーティのアクセサリーもかなり選択肢が増えてきています。結構安価でかゆいところに手が届くアイディア商品的なものも見られますので、自分の使い方にあったものを用意すれば良いかなと。

私は今の所「2wayアダプター」で満足していて、Osmo Pocketの場合にはあまり色々と周辺機器を増やし過ぎないほうがシンプルなセットで持ち歩いて楽しめるかなという印象です。そういうスタイルで楽しむ製品かなと。

Osmo Pocket用の三脚としては『MyArmor MA-CH070 (24~85cm)』がおすすめ

ということであまり周辺機器を買い足してはいないのですが、Osmo Pocket用の三脚として1ヶ月程前に追加購入して気に入っているのが『MyArmor MA-CH070 (24~85cm)』です。

※同じメーカーのものは終売になったようなので近い商品のリンクです。

Amazonリンクではセットの種類が3種類あって私が購入したのは「24〜85cm」のセット。商品自体はOsmo Pocket専用設計ではありませんが三脚穴がついているので、これに「2wayアダプター」をセットしっぱなしにして使っています。

商品説明を引用して補足します。

【自撮り棒として】アルミ製で軽量(僅か149g)・防水・頑丈。24~85cmスムーズに伸縮でき任意の長さでひねてロック、操作簡単。スリムで持ち運びやすく旅行、外出に便利!

【簡易三脚として】金属製安定な三脚付。取り外して使用できます。集合写真、タイムラプス撮影、生放送、発表会や運動会ご自身のパフォーマンスの録画等を手軽にできます。 

【カメラ装着可能】Gopro Hero3 3+ 4 5 Session 6、MUSON、AKASO、APEMAN、DBPOWER、Victure等のアクションカム。RICOH THETA V 360度カメラ、Nikon COOLPIX、Panasonic、ビデオカメラ、ICレコーダー等1/4ネジ穴付のコンパクトカメラ。 

【スマホ装着可能】iphone6 6s Plus 7 7s 8、ASUS ZenFone、Huawei P10 P10Lite等幅58-80mmのスマートフォンを取付けられます。

商品としてはいわゆる「自撮り棒・セルカ棒」的なもので、シャッターボタンはついていないただの「自撮り棒」に「簡易三脚」とスマホ装着用の「スマホクリップ」がセットになっているものです。

これらの組み合わせでシーンに応じて色々と使えますよというものですね。同様の製品は他にもありますので好みで選べばOKですけれど、2,000円以下の価格でレビューも参考にしつつ必要十分なものはこれだなという結論でした。結果として今の所は十分に活躍してくれているので満足しています。

これ「自撮り棒」+「簡易三脚」の組み合わせで「自立する一脚」のように使うのが便利です。OSMO Pocketはスティック形状なので、自撮り棒の先に2wayアダプターをつけて本体を差し込めばかなり安定して定点撮影が可能です。普通の三脚だとOSMO Pocket 本体のコンパクトさに比べて大げさになってしまうので、簡易三脚から一脚が伸びているくらいが丁度良い。

三脚部分が小さいので設置場所によっては安定しやすいかどうかというのはありますが持ち歩きやすさの方がメリットが大きいです。三脚部分はつけっぱなしにして閉じてしまえばそのまま一脚だとか自撮り棒としても使えますし。まぁOSMO Pocketを先に装着したまま自撮り棒として使うことは今の所ありませんが。一応やろうと思えばできるということで。

あとは「簡易三脚」だけでも使えます。これに2wayアダプターつけてOSMO Pocketを装着すれば、冒頭のアイキャッチ画像のようにかなりコンパクトに安定して置くことが可能。持ち歩くときにはやはり三脚を閉じてスティック状にしてカバンに差し込んでおけばOK。

OSMO Pocketって底面が平らなので、一応テーブルとかに自立させて撮ることも可能です。でもこれだと設置場所を選びますよね。この点、簡易三脚がつくだけでかなり応用が効くようになります。

例えばドライブ先で車内で何か食べながらVlogを撮りたい場合、車のインパネの上に置いて自撮りすれば良いですよね。でもインパネの上部って通常は平らではなくて傾斜がありますからOSMO Pocket本体だけだと安定しない。だからといって一般的な小さめの三脚でも高さが意外とあってOSMO Pocketをつけるとフロントガラスと干渉する。こんなときにはこの「簡易三脚」くらいがちょうど良いんです。

自立する一脚として使うタイミングがなければ最低限「簡易三脚」だけカバンに入れておけば何とかなります。用途によってはこれだけで買っても良いのですが、どうせ安いのでセットで買っちゃうのがお得。壊れたら買い直せば良いレベルの価格ですからね。

あとセットとしては「スマホクリップ」もついているので、OSMO PocketにiPhoneをセットして固定したい場合にはスマホ側をクリップに固定する方が安定します。OSMO Pocket側を固定すると接続端子が折れそうで不安になりますので。ただ私の場合はスマホセットして固定するシーンがあまりないので、今のところはスマホクリップの出番は少ないのが正直な所です。

まとめ

最近のガジェット系レビューは発売タイミングでYouTubeなど中心にわっと広がりつつ、ある程度落ち着くと使用感レビューがあまり出てこないことも結構ありますよね。次の新製品に話題や興味が移ってしまうので。

OSMO Pocketも最初は話題になったものの2ヶ月過ぎると落ち着いちゃっているなと感じますが(CP+2019のDJIブースについては話題になっていたものの)、一過性の流行りではなくてずっと持っていたい製品の一つになるプロダクトと今でも感じています。

一般ユーザーとしては作品作ろうとか気張らずに日常を数十秒ずつでも気軽に撮りためていくような使い方が良いかもしれません。あとは幼稚園とか小学生以上の子どもがいれば、子どもに撮ってもらうというのがおすすめです。

大人が撮って楽しむよりも子ども目線でも手ブレを軽減して記録ができるのが楽しいカメラだと思います。うちの子はまだ乳児なので今は無理なのですが、ある程度大きくなったらこのOSMO Pocket(もしくはこれの次世代機)を持たせて一緒に旅行すれば楽しいだろうなと。機械が苦手な親世代に撮ってもらうのもありかも。

いずれ小さくて軽くてボタン一つである程度の動画を残せるOSMO Pocketは購入2ヶ月を過ぎてもかなりおすすめできる製品です。敢えて惜しい点を挙げるならGoProとかのアクションカメラと比べると防水ではないことくらいかな。超小型ジンバル付カメラですからどうしても可動部の防水化は難しいでしょうね。でも自撮りする場合に小さくても画面を見ながら撮れるのはやはり便利ですよ。いちいちスマホアプリを立ち上げて接続する必要もないですし。

我が子もやっと生後1ヶ月を過ぎてお出かけできるようになったので、我が家でもこれからもっと活躍しそうです。

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